実力以上の仕事を任されても上手くいく人の心構え【深く考えない】

『知識も経験もないのに、実力以上の仕事を任されて不安だ‥私にできるかな‥』

『未経験の仕事を始めるけど、上手くやれるか心配だ』

『自分はあの人と違って才能がないのに、結局はやるしかない今の環境が苦しい‥』

そんな方のために、実力以上(能力以上)の仕事を任されたときに上手くいく人の考え方や心構えについてご紹介いたします。

ぽてん
ぽてん

私自身の体験談です。
私がカメラマンの経験がないにもかかわらず突然プロのレベルを現場で任された(不安でもやるしかない状況の)実体験を基に、現場の厳しい声を浴びつつ、大きな不安を乗り越えてなんとかやりきった時の心構えを記事に書きました!

当記事は「不安でもやるしかない状況」「挑戦することになるため、背中を押してほしい」といった方に向けた内容となっています。
当時の自分の日記のようなものでもありますが、少しでも参考になりますと幸いです!

” ここまでなら耐えられる ”というライン(境界線)を見極める

「実力以上」の内容を対応する、ということは「挑戦」を意味します。

理想は「失敗も承知ですべて楽しみながら挑戦!」なのですが、「実力以上だこれ・・」と感じている現状、簡単にそうはいきません。

当時、あきらかに実力以上と自覚できるような仕事を任された時、私の頭の中では「挑戦してみよう!やるしかないじゃない!」と何度も自分に言い聞かせていましたが・・・心の声は、とっても素直に・・・


圧倒的、超絶不安(心臓バクバク)(手の震え)」。


そこで、どちらにせよ対応しないといけない(代わりの人がいなくて断る選択肢がそもそもない)状況ならば、
挑戦するためのマイルールを作ろうと決めました。

そのうちの一つが、「” ここまでなら耐えられる ”というライン(境界線)を見極める」です。

「ここまでの内容ができたのならオールOK!自分、よく頑張った!」と自分を認めてあげる優しめのライン、
また、「実力以上でうまくできないことが辛いけど、この仕事内容までは経験値として耐えられる」という境界線をある程度決めておく。

ラインを決めたら、あとは「ええい、トライ!!」です。

全部完璧にこなそう、全て上手くいくようにがんばろう、と考えると返ってうまくいかなかったりするので、「ここまでなら頑張ろう」という基準をもって挑むと、これが安心材料となり挑戦する自分の支えにもなります。

そもそも、実力以上の内容ですので、天才の方やたまたまなぜか上手くいく場合を除くと、全てを完璧にこなすことはほぼ不可能です。

周りの人があなたのことを「この人ならできる」と見込んで期待されたとしても、

あなた自身が「能力以上だ」と感じているのなら、周りの意見は関係なく、今の感覚そのものが結果につながります。

できるところまでチャレンジする、という感覚をもつ、つまり、
「ここまでだったら自分の成長のために耐えられるな」という、自分の心と体が許す範囲のラインを見極めましょう。

何かを得るためには自分の限界を上げていく必要もありますが、できないものはできないと認める勇気も必要です。

なぜなら、できる、できないにかかわらず、人それぞれ耐えられるラインが違うためです。

自然と湧いてくる不安は、自分を成長させるための必要な材料になりますが、あなた自身を大きく苦しめる存在であってはなりません。

事前に、自分だけが知っている「ここまでなら頑張れる」という線引きを意識しておけば、自分の中の安心の領域として、挑戦する自分を支えることになります。

線引きを考えたり自分の気持ちを整理する時は、スマートフォンのメモ帳アプリや手書きノート、手帳などにありのまま、書いてみることをおすすめします!

自分はどう思っているのか・どこまでなら頑張れそうかを目に見えるかたちで書き起こすことで整理もできますし、いつでも見返せるため迷わずに対応できるようにもなります。

深く考えたら負け。とりあえずやってみる精神

深く考えたら負け。とりあえずやってみる精神。

何も始まっていないものに対して怖がるのは、
車の運転席に乗って発進もせず、ひたすらブレーキをかけ続けているようなもの。
深く考えずにとにかく「やってみる」。
失敗こそ、自分の未来で最も役に立つ最高の経験です。

能力以上の仕事だと思ってしまうような仕事が目の前にある時、「失敗したらどうしよう」「できなかったら・・」という不安はつきものです。

しかし、深く考え込んだところで、実際は自分で自分の不安をより煽るだけ。

コツは、「シンプルに、軽やかに」向き合う。

これを意識しても私の中で不安に襲われた時は、究極、「私も、あの人もこの人も、人間いつかはみんな灰になるのだから、失敗しても、ノーダメージ!」と考えるようにしていました(笑)

深く考えずに、軽やかな気持ちでやってみて、
つまずくときは周りに聞きまくりながら突破していけばいい、すべては結局なんとかなる、このくらいの感覚で挑むことが大切です。

一見あなただけに任された仕事のように見えますが、仕事は一人では成り立たない以上、ただ1つの役割を与えられただけで、あなただけが背負わなければならないものではありません。

深く考えたら負け、とりあえずやってみる。このくらいの感覚で、自分が感じている重りをそっと下ろし、軽やかに前に進んでみましょう!

現在地の階段を一歩上がったところから、今を見下ろしてみる

ここでは、人生を階段で例えてみます。

今あなたが「実力以上だ」と思っている現在地から、一歩、上の階段に上がって、下の階段にいる自分を見てみてください。

これはイメージの話です。

鋭い目をもった他の誰かが「君ならできると思う」と期待をしていたとしても、
どう判断して、どう行動するのかはいつだってあなたが選択できます。

あなたが今階段を一歩上がったその場所は、能力以上だと思っていたものが、自分の能力相応だと感じる居場所です。

人間は不思議と”できない”と思っていたものができるようになった時、
過去はできなかったという感覚を忘れ、前からできていたかのように慣れた様子で日々を過ごすようになります。

「できない」という思考ではなく、真似ごとでもいいので、一度「できる」世界へと気持ちの階段を上がり、その先にいる自分と今の「実力以上」と感じる自分を一致させてみてください。

一歩階段を上がった自分をイメージし、「今私は既に一歩上の階段に上ったんだ」と考え方を変えてみると、不思議と、これから挑戦するための少しの勇気につながります。

失敗したら当たり前。成功したら男前

偉人や成功者の名乗りを上げている方々は、数えきれないほどの失敗を重ねています。

むしろ、人生は失敗ゲージがたまると成功するようになっているのではないか、というほどに失敗があってこそ、学び、成果を出せることがあります。

失敗することで初めて、成功する道が見えるようになることもあります。

個人で完結する仕事で勝負して失敗をしたら、自分にだけ失敗のリスクが返ってきますが、
職場やチームでの仕事の失敗は、職場に失敗のリスクが返ってくるのみです。

あなたは、職場という舞台を借りて、あなた自身の人生のスキルを上げる機会に今恵まれています。(これは当時私自身に言い聞かせていた言葉です(笑))

挑戦して失敗した時は、できると見込んだ上司の業務分担の感覚や判断ミスとも言えるので、あなたが大きく落ち込む必要はありません。


いつだって仕事は結局は何かあればチームで動き、最終責任は上司に及びます。

怖がることは何もありません。

有名なドラマの1シーンで出てくる、いいセリフがあります。

失敗したら当たり前。成功したら男前

このくらいの感覚で、一歩、前に進んでみましょう。

最後に

遠くのゴールを見ると、果てしなく遠くに思えて辛くなります。

まずは”ここまでやってみる”と小さなゴールを積み重ねていく感覚で、一歩ずつ軽やかに踏み出してみる。

あと一歩分だけ、頑張ってみませんか?

ぽてん
ぽてん

心から応援しています!!

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